Burginvest
Roll Yield

ロール・イールド

先物曲線 ✓ 引用検証済み Market Practitioner Term(市場実務用語)
<定義>先物市場において、保有する先物ポジションを期近(当月)から期先(翌月以降)へ乗り換える際に、先物カーブの形状(バックワーデーションまたはコンタンゴ)によって生じる構造的な損益のこと。これは、現物を保有するための費用と、現物を保有することによって得られる便益との関係から先物価格が決まる仕組みを背景として、商品先物の投資リターンを分析する中で整理されてきた概念である。[1][2]
English
<Definition> In futures markets, this refers to the structural gain or loss that arises from the shape of the futures curve (backwardation or contango) when a held futures position is rolled from the near-month (front) contract into a deferred-month contract. It is a concept that has been organized in the course of analyzing commodity futures investment returns, against the background of the mechanism by which futures prices are determined by the relationship between the cost of holding the physical commodity and the benefit gained from holding it.[1][2]

<メカニズム>

バックワーデーションにおけるロール右下がりの先物カーブ上で、期先を価格Xで買う。他の条件が一定であれば、時間の経過とともに満期が近づき、価格はカーブに沿ってYへ上昇する。Yで売却して再び期先をXで買い直す(ロール)と、YがXを上回る分が正のロール・イールドとなる。 価格 満期 満期までの残存期間 → 先物カーブ 購入時 売却時 時間の経過 ロール X Y 正のロール・イールド 期先をXで買い、満期接近後にYで売る(Y>X:値上がり益)
コンタンゴにおけるロール右上がりの先物カーブ上で、期先を価格Xで買う。他の条件が一定であれば、時間の経過とともに満期が近づき、価格はカーブに沿ってYへ下落する。Yで売却して再び期先をXで買い直す(ロール)と、YがXを下回る分が負のロール・イールドとなる。 価格 満期 満期までの残存期間 → 先物カーブ 購入時 売却時 時間の経過 ロール X Y 負のロール・イールド 期先をXで買い、満期接近後にYで売る(Y<X:値下がり損)

②メカニズムの続き・③具体例・④課題と留意点・参考文献は、契約者限定です。

契約者の方はこちら(IDとパスワードが必要です)