配信元:時事通信社
投稿:2020/02/14 11:51
吉中晋吾・バーグインベスト代表=東京ゴムRSSは、先ぎりでみて180円をはさむ水準でのもみ合いを予想する。値幅のレンジは170〜190円。新型肺炎や米大統領選の情勢など、外部要因に左右されやすい状況が続きそうだが、予想レンジを上下どちらかに突破するには新たな手がかりや材料の登場を待つ必要があるだろう。
1月中旬以降、新型肺炎による中国のタイヤ需要の減少懸念が広がり、東京ゴムRSSは急落した。シンガポールや東南アジアの産地の現物相場との比較でも割安になっていた。このため今週は株式や原油の上昇につれて買い戻された。
東南アジアの天然ゴム生産が3月以降減産期に入ることや、米国株が堅調に推移していることはRSSのサポート材料であり、170円台割れの場面では買いが入るとみている。半面、新型肺炎への懸念が続いている以上、190円を上回ることも難しいだろう。(了)
[時事通信社]
1月中旬以降、新型肺炎による中国のタイヤ需要の減少懸念が広がり、東京ゴムRSSは急落した。シンガポールや東南アジアの産地の現物相場との比較でも割安になっていた。このため今週は株式や原油の上昇につれて買い戻された。
東南アジアの天然ゴム生産が3月以降減産期に入ることや、米国株が堅調に推移していることはRSSのサポート材料であり、170円台割れの場面では買いが入るとみている。半面、新型肺炎への懸念が続いている以上、190円を上回ることも難しいだろう。(了)
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