○〔週間見通し〕上伸=テクニカル要因も改善、投機資金流入が支え

○〔NY金分析情報〕上伸=テクニカル要因も改善、投機資金流入が支え

ニューヨーク金先物相場は上伸。日本時間18日午前10時40分現在、中心限月6月きりは1オンス=1873ドル近辺の出合い。17日の清算値(1867.60ドル)を上回っている。上値抵抗とみられていた200日移動平均線を上抜き、テクニカル面でも買方を勢いづけている。

 

バーグインベストの吉中晋吾代表取締役は「株式や暗号資産(仮想通貨)など他の投資対象でリバランスの動きが広がる中、投機資金は金に流入している」と指摘する。

 

米商品先物取引委員会(CFTC)が発表した最新の取組高報告(11日現在)では、NY金の大口投機家の買いポジションは前週から増加。世界最大の金ETF(上場投資信託)、SPDRゴールド・シェアの残高も、17日時点で1035.93トンとなり、直近の底だった4月末の1017.04トンから増えている。

 

吉中氏は「米国の期待インフレ率からみると現在の金相場はやや買われ過ぎ感もあり、修正が入る余地がある」としながらも、中長期ではインフレの進行が金相場を支えると予想している。(了)